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最新のお知らせ

魚の群れ news
  • 2021.11.21
  • 11月の夜回り・医療相談会を実施しました
  • 医療相談会
反貧困ネットワークのシェルターチームもサポーターとして一緒に活動しています

今日の相談会、公園の木々が色づき、すっかり秋の気配。。そして、お天気予報は「微妙」…。先月珍しく大雨に降られて高速道路のガード下で右往左往したため、今月は「てるてる坊主を作るか」が会議で論じられたほどでしたが、そんな皆の思いが通じに通じ、お天気は持ちこたえ、降り出した雨も途中で止んでしまうほどでした。

 コロナの勢いも急に減速した昨今、今月からは、感染予防につとめながらも、本来の隅田川医療相談会のスタンス「ゆっくりお話をうかがうこと」が実現できるようになりました。

 会場のあちこちから、再開を喜ぶ声、体調を心配する声、おしゃべりの声、笑い合う声が聞こえてきて、幸せな気持ちになりました。

うれしいことに、今日は、また、約1年半ぶりに、同愛記念病院のスタッフの皆さんが参加してくださいました。医療ソーシャルワーカーと事務の皆さん方は、お薬のブースで、次々入る注文をてきぱき捌いてくださり、常連のスタッフと初対面同志とは思えないチームワークの良さで、スムーズに動いてくださっていました。

医師の方は、外科処置を担当してくださいました。それは、蜂窩織炎に罹った方の両足の消毒、塗薬、包帯という大変な処置でした。みんなで手分けして医療材料やお湯を運び、サポートしました。みなさん、ありがとうございました!

診察、問診の際に生活状況も聞き取り、必要な場合は生活相談ブースを案内します

蜂窩織炎の方は、私たちが以前フォローしたことのあるAさんでした。

昨晩、上野で夜回りの際、ニコニコとチラシを受け取ったその男性を見て、みんなで叫びました「Aさん!」。

初夏、ちょうど同じ場所で足が腫れて歩けなくなり私たちが通報して救急搬送、両足の蜂窩織炎で入院された方でした。

退院後、また路上に出て悪化して入院、ということを繰り返しておられ、夏の夜回りの時に偶然Aさんを見かけたメンバーから、足の状態が良くないと連絡があって、寝場所を見に行ったりしていてもお会いできなかったのです。この間、やはり入院されたようでした。

昨晩「10月の入院で包帯巻いてもらってから、怖くて足を見てないんだよ。」と不安そうに話されていたAさんを、あじいるスタッフが公園で待ち合わせをして、連れて来てくれたのでした。そのままだったら感染がひどくなるところを、処置と抗生剤で何とか食い止めることが出来たのではないかと思います。

私たちは、医療機関による診療の隙間を埋めているに過ぎないのですが、病を持ちながら路上生活を続ける覚悟のAさんに、これからも、少しでも医療と安心の提供が出来ればと願っています。

そのほか、コロナの後遺症が心配という方のご相談があり、明日、同愛記念病院で見ていただけることになりました。

外国人のみなさんも、お弁当配布や散髪に大活躍でした。みなさんの笑顔を見ると、ほっとします。

今日も又、新しい出会い、旧交の温めなおしがたくさんあったことでしょう。

参加していただいた皆さま、本当にお疲れさまでした。どうもありがとうございました。

来月の相談会、久しぶりでも、毎月でも、大歓迎です。ご参加を楽しみにしています。

どうかよろしくお願いします!  今川篤子

今月は、世界の医療団から寄付された衛生キットとビスケット、必要な方へは毛布と寝袋を手渡しました。翌日の医療祖段階チラシと共に案内しています。
鍼灸師による治療は、今月からストーブを置き始めました

11月報告

□夜回り
上野 76名
浅草 32名
□相談会
診察  5名
薬  55名
鍼灸 8名
散髪 21名
生活相談 4名
後フォロー3名
アパート相談 1名
ご飯96名
*来週11月27日は、企業組合 あうんのイベント「ひとものくらし」に参加します。
あじいるは、健康相談、資源買取、冊子「あじいる」を販売。

詳細→https://www.facebook.com/arakawasaihakken/